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PCでアプリごとにサウンドエフェクトをかける方法の試行錯誤メモ

softwaresound

概要・目的

タイトルの通り、アプリケーションごとに別々のサウンドエフェクトを当てるのが目的。
具体的な用途は、DiscordのVC音量を平均化しつつ、ゲームはそのままの音で聞くなど。
遅延や音質の大きな劣化はできるだけ避けるのが前提。
(サウンドに関してかなりエアプなので、雰囲気で書いている箇所があると思うが見逃してほしい。あくまでゲーマー視点ということで)

結論

DiscordはWave Linkを使い、ゲームなどの遅延が問題になるものはそのままの再生デバイスで聞く形に落ち着いた。
エフェクトはVSTプラグインで適用する。
Wave Linkを通した音は若干の遅延が感じられ、動画やゲームでは気になるレベルだった。
Wave Linkは対象のElgato製デバイスを所有していないと使えない仕様のようだったが、筆者は丁度この前Stream Deck +を購入したところだったので使用できた。

試したこと

VoiceMeeter、SteelSeries GG、Wave Linkの順で試した。
アナログエフェクターを配線する方法も考えたが、出費と置き場所と実用性の面で現実的ではないので無視することにした。

VoiceMeeter

なにかと有名なのはVoiceMeeter Bananaだが、筆者はPotatoのライセンスを所有していたのでPotato x64のほうで検証した。

使い方はネットに多く転がっているが、とにかく設定項目が多く複雑な上、ドライバなどの関係で正常に再生できない場合もあった。
(その分可能性が無限大という見方もできる)
肝心のサウンドエフェクトは、イコライザーや簡単なコンプレッサー程度ならVoiceMeeter自身で利用できるが、より高度なことをしようと思うとVSTプラグインをルーティングさせる別ソフトが必要になってくる。
VoiceMeeterとDAW(Equarizer APOでも可?)の同時起動が必要になってきそうで、リソース・遅延・扱い易さの観点から厳しそうな印象。

VoiceMeeterはかなり前からアップデートが滞っているようで、新しい環境ほど問題が出てきそうに思える。
「がんばって設定したのに環境が変わって設定し直しになったけど、もうやり方忘れてどうすればいいかわからん…」となる未来も容易に想像できたので没とした。

SteelSeries GG

今回の件で調べていて初めて知ったソフトだが、かなり画期的だった。
SteelSeries GG自体はサウンドソフトというわけではなく、(SteelSeries製品を持っている)ゲーマー向けの統合アプリといった感じで、クリップを撮ったりエイム練習できたりデバイスの設定ができたりといった多機能ソフト。

サウンド周りの機能はSonarというカテゴリにまとまっていて、ミキシングとエフェクトを触れる。
とにかく操作感が優秀で、音を出すアプリを仮想出力デバイスにそれぞれ割り当てていくことで、音量を調整したり別々のエフェクトをかけられる。
エフェクトはイコライザー・コンプレッサー・オートボリューム・ノイズ除去などよく使うものが並んでいて、割とこのソフトで完結しそうな印象。
使っている間、遅延は気にならなかった(気づかなかっただけでもしかしたらWave Linkと同じくらいあるのかも)。

しかし、各エフェクトの仕様がかなりシンプルで、設定できる項目が少なく理想の音にするのが難しい。
特にコンプレッサーのかかり方が弱く、求めていた「VC音量の平均化」は難しそうに思える。
VSTプラグインには対応していないので、自由なエフェクトはかけられないため、惜しかったが利用は断念した。
(マイクにもエフェクトをかけられるのでヘビーユーザーでないならおすすめソフトです)

最終的にWave Linkにすることに決めたが、利点も欠点もある印象だった。

圧倒的な利点はVSTプラグインが使えること。
VoiceMeeterやSteelSeries GGにあった簡易エフェクトのようなものは無いが、無料のVSTプラグインは色々あるので特に問題はなし。
公式のマーケットでもいくつかエフェクトが配布されている。
ミキシングの機能も使いづらいことはなく、各ソフト側で再生デバイスの設定をしないといけないのがSonarより少し面倒だな~というくらい。

ただ最大の欠点が、前述の通りElgatoマイク or Stream Deck Plusを持っていないと使えないこと。
他のElgato製品ではどうやら使えないみたい。
筆者は運よくStream Deck Plusを買ったタイミングだったので使えたが、Wave Linkのためだけに対象のデバイスを買うかと言われれば正直微妙…。

遅延も結構気になる。
競技性が高いゲームや音ゲーなどでは影響が出てくるレベルだと思う。
(公式では80msくらいらしい)
これは遅延してもいいソフトだけWave Linkを通すことで回避できる。
Redditに「デバイスを聴く」オプションを使うと遅延無くなるよみたいなこと書いてる人いたけど、筆者の環境では特に変化はなかった。

完全に理想の環境ではないが、今のところ最善択だったのでWave Linkに落ち着いた。
とりあえずDiscordの音にElgatoイコライザーとOTTコンプを載せておいた。

あとがき

前述だが筆者はこういったサウンド周りの知識はかなり浅いので、あまりにバカなことを書いていたらご指摘いただけるとありがたい。
そのうち、軽くてごく低遅延で使いやすくて音質良くて誰でも使えるミキシングソフトが登場してくれると願っています。金なら出す。

環境

Windows 11 Pro 22H2 22621.2361
Ryzen 9 7950X
Sound Blaster X5 (Output)
Rubix 24 (Input)
VoiceMeeter Potato 3.0.2.8
SteelSeries GG 48.0.0
Wave Link 1.8.2.730

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